Linux Essentialsとは?合格までの勉強方法

キャリア

先日Linux Essentialsという試験を受け、合格しました。
結果は、800点満点中の780点でした(合格点は500点 / 問題数は40)。

Linux Essentialsとは

Linux Essentialsは、LPIC・LinuCよりも少し基礎段階の資格です。

LPICの運営機関により実施されており、以下のように説明されています。

Linux Professional Institute Linux Essentials試験では、基本的なコマンドラインエディターを使用する候補者の能力をテストし、Linuxオペレーティングシステムのプロセス、プログラム、およびコンポーネントの理解を示します。

LPI – LPIの認定資格(https://www.lpi.org/ja/our-certifications/summary-of-certifications)

受検した理由

Linuxわからんぞ!と思ったのがきっかけです。

実務でLinux系に触れることが多く、キャッチアップする必要性を感じていました。「せっかく勉強するなら何かしら目標があったほうがいい」と思ったので、Linuxの資格を取得することを決めました。

Linuxの資格も色々種類があるのですが、Linux Essentialsに決めた理由は3つ。

  • 国際標準の資格であること(LinuCは日本標準)
  • 有効期限・認定期限がないこと(LPIC,LinuCはあり)
  • 基本的な部分を押さえられること(基本知識の習得をしたかった)

LPICもLinuCも認定期限が5年で、それを過ぎると認定ステータスが「ACTIVE→INACTIVE」に変わり、有意性がなくなります。つまり、過去に認定されたスキルを証明するものになり、その時代のスキルの証明はしません。

LPIC / LinuC

勉強方法・勉強期間

勉強するのに使ったもの

参考書と、学習サイト「Ping-t」を使いました。

参考書

まずは包括的な知識を入れておこうと考え、この参考書を買いました。CentOSのインストール方法から説明してあり、自分で試しながら勉強できるのが良かったかなと思います。

さわって学ぶ Linux入門テキスト
さわって学ぶ Linux入門テキスト

Ping-t

Ping-tという学習サイトを使いました。

本番さながらの練習問題や模擬試験が受けられるので、とてもおすすめです。試験本番でも同じような問題がいくつも出ました。

また、Linux Essentialsの問題は無料なので、使わない手はないかなと思います。

最初にPing-tのサイトを訪問した時、UIが微妙に感じたので「大丈夫かな?」と心配してたのですが、問題の質や量がとても良かったです◎(Linux Essentialsの問題は400問くらいありますよ!)

学習スケジュール

約1ヶ月かけて勉強しました。

  • 1.5週間:参考書読んで、実際に手を動かしてみる
  • 1.5週間:だいたい2日に1回、ping-tで問題を解く
  • 1週間:毎日ping-tで問題を解く

今後受検する方へ

受検してみて気づいたこととかあったので、参考にしてみてください。

受験料が割引される方法がある

Ping-tでは割引チケットがあり、LPIC、DevOps Tools Engineer、Linux Essentialsの受験料が1,000円(税抜き)割引されます

私は受検申し込んでから気づいたので、恩恵を預かれませんでした…><

Ping-t
AWS、CCNA/CCNP、LinuC、LPIC、Linux Essentials、HTML5、OSS-DB、ITパスポート、オラクルマスター、ITILの試験合格を目指す人を応援する学習サイト(登録ユーザ25万人)です。 ユーザ登録をすると...

Ping-tだけで合格してる人も多いみたい

後から気づいたのですが、参考書などは使わず、Ping-tだけ解きまくって合格されている方も多いようです。Ping-tの合格体験記を覗きました。

私はちゃんと理解しておきたいと思ったので参考書を買いましたが、人によっては本も要らないかもしれません。

たしかに、試験本番でもPing-tと同じような問題が多かったです。ていうか、そればっかりだった気がします。

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